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【画像のSEO】代替テキスト(alt属性)とは【設定方法を解説】

画像のSEO対策とも呼ばれる「代替テキスト(alt属性)」の基礎知識や設定方法をお探しの方向け。

 

Webサイトやブログに画像をアップロードすると、画像に以下4つの情報を設定するよう、設定項目が表示されます。

タイトルキャプション代替テキスト説明

上記の項目がよく分からない方は、空白の状態で画像を挿入していると思います。

しかし、アクセスアップを狙うなら、代替テキストを設定して、画像を挿入するようにしましょう。

 

この記事では、画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)の基礎知識や設定方法を解説します。

目次代替テキスト(alt属性)は画像のSEO対策

Webサイトやブログに画像をアップロードすると、以下4つの入力項目が出現します。

タイトルキャプション代替テキスト説明

上記全てを設定する必要はありませんが、「代替テキスト」だけは設定するようにしましょう。

代替テキストとは

代替テキストとは、Webページに挿入された画像がどのような画像なのかを表現するテキストの事を言います。

「alt属性」とも呼ばれます。

 

画像に代替テキスト設定する事で、検索エンジンに「この画像はこういった内容の画像です」という事を伝える事ができるようになり、画像が検索エンジンに認識されるようになります。

検索エンジンは画像の内容を認識可能

Googleの検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれる自動巡回プログラムがWebサイトやブログを巡回してWebページの情報を収集しています。

クローラーの仕組みは「【SEO】検索順位が決まる仕組みと上位獲得に必要な施策を解説」をどうぞ。

 

クローラーはひと昔前まではテキスト情報しか認識できず、画像の内容を正確に認識するのは困難でした。

しかし、検索エンジンは常に進化していて、現在では画像の内容をAIが分析して「何が写っているのか」をかなり正確に認識できます。

 

画像に写りこんだ文字情報はもちろん、どのような物が写っているのか、人であれば喜怒哀楽といった感情まで認識できるようにまで進化を遂げたのです。

テキストだけでなく人物の感情も検出可能

現在の検索エンジンは、画像の内容をほぼ特定可能です。

このことは、Google Cloud Platform Japan Blogの2016年2月に公開された「ついに Google Cloud Vision API のベータ版リリース!」という記事に詳しく書かれています。

 

記事によると、「スポーツカー」や「寿司」等といった日常的な物から、画像に写っているテキストや製品ロゴまで、画像に含まれるさまざまな要素を検出する事ができるとの事です。

 

例えば、以下の画像はブログ記事に掲載された画像ですが、女性が手にしているホワイトボードのテキストを認識していることはもちろん、女性の感情まで検出しています。

出典:Google Cloud Platform Japan Blog

上記の画像から喜怒哀楽のうち、「joyLikelihood(喜び)」を検知し、6段階の感情の度合いのうち「VERY_LIKELY(非常に高い)」を検知したという意味です。

 

この記事は2年以上前に公開された記事なので、現在ではどのような進化を遂げているのかは未知数ですが、AI技術の急速な成長もあり、さらなる進化を遂げているのは間違いありません。

画像内容の関連性や画像の意味を伝えるために代替テキストは必要

画像の内容をほぼ特定できるようになったとはいえ、ページのテキスト情報と、画像内容の関連性や画像の意味を検索エンジンが正確に理解している訳ではありません。

そこで、より正確な情報を検索エンジンに伝えるために、代替テキストを設定し、ページのテキスト情報と画像の関連性や画像の意味を伝える必要があるのです。

 

代替テキストを設定する事で、ユーザーが画像検索を行った時に「この画像に近い情報を検索しているユーザーがいる」とGoogleが認識し、ユーザーに必要な情報を提供できる可能性が高くなりますので、SEOに良い影響を与えること繋がります。

 

画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)の設定方法

画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)の設定方法を解説します。

画像の内容を表す適切なキーワードを入れる代替テキスト(alt属性)の設定例

上記のとおりです。

画像の内容を表す適切なキーワードを入れる

代替テキスト(alt属性)を設定する時は、画像の意図や意味を正しく表現するキーワードを適切に使用し、ページの内容に沿ったキーワードを入れましょう。

 

ポイントは、簡潔なキーワードを設定する事です。

代替テキスト(alt属性)の具体例

代替テキストの具体例を紹介します。

例えば、以下の画像をWebサイトやブログで使用する場合。

ベストとな代替テキストは「葡萄畑でワインを飲もうとする女性」です。

参考までに、良い例と悪い例をあげておきます。

悪い例(代替テキストがない):””悪い例(キーワードの乱用):”葡萄畑,ブドウ畑,ワイングラス,綺麗な女性,可愛い女性,赤いジャケット,赤ワイン,ボルドー”良い例:”葡萄畑に立つ女性”最も良い例:”葡萄畑でワインを飲もうとする女性”

上記の例から分かるとおり、画像を挿入する際は画像の内容に沿った、簡潔で正しい代替テキストを設定するようにしましょう。

 

画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)の設定する時の注意点は1つ

最後に、画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)を設定する時の注意点を1つだけ紹介します。

キーワードの乱用

上記のとおりです。

キーワードの乱用

「代替テキスト(alt属性)の具体例」という項目の悪い例(キーワードの乱用)でも紹介しましたが、代替テキストにキーワードを羅列するとスパム判定を受ける可能性があります。

スパム判定を受ければ、ペナルティを受けてしまい、検索順位の大幅下落、あるいは検索結果から消える可能性すらあります。

ちなみに、ペナルティの詳しい情報は「Google検索のペナルティを受ける原因とは【確認・解除方法を解説】」をどうぞ。

 

ペナルティを受けてしまえば目も当てられません。

代替テキストを設定する際は、画像の意図・意味を正しく表現するキーワードを簡潔に設定するよう心掛けましょう。

Search Console ヘルプ:Google 画像検索に関するおすすめの方法

 

まとめ

以上、画像のSEO対策、代替テキスト(alt属性)の基礎知識や設定方法を解説しました。

Webサイトやブログに画像をアップロードする際、そのままアップロードするのではなく、1つ1つの画像に代替テキストを設定するようにしましょう。

ほんのわずかな手間をかけるだけで、検索結果に表示される可能性が上がりますので、手間を惜しまず、画像をアップロードしたら代替テキストを設定するようにしましょう。

 

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